静か過ぎる夜の街は
見えないものに 怯えている
迫りくるは 未知の姿
いつになれば君に会えるのだろう

憧れのヒーローも 預言者さえも
気づけば皆同じ 危険の中で

誰か 歌って 歌って 顔が見えなくても 
少し悲しみ忘れさせて
消えない涙は全部包み込んで
放て 空のまた先へ
早く 歌って 歌って 壊し引き裂いても 
ありのままの君に会わせて
いつか笑って 語り合うのさ
瞼を焼き尽くす 春の闇

隔離された部屋の中
君を待って すっと 待って すっと
心躍らせ ラッタラタッタ
誰かに届け 嗚呼 壊れてしまう前に
見透かされた生活
スラム街の規則も 何度目かの嘘に暴かれて
絡みきった糸雀に溶け出して
許せないことも 飲み込んだ

大切な人も 何気ない日々も
同じ空の下で離れ離れ
いつか君に話す時が来たら
その時はきっと春風よ吹け

誰か 歌って 歌って 顔が見えなくても 
憎しみだけにならないように
消えない涙は全部包み込んで
穿て 星の彼方へ
早く 歌って 歌って 抱きしめられぬとも 
蕾の香りを待ちましょう
いつか笑って 花見もやりましょう
瞼を焼き尽くす 春の闇

また 会いたい人にありがとうを
同じ空の下で 待ち望むの
いつか君に話す時が来たら
気付けば春は すぐ目の前に

春よ 歌って 歌って 顔が見えなくても 
隣にあなたがいなくても
消えない涙は 全部包み込んで
放て 宇宙の彼方へ
春よ 歌って 歌って 抱きしめられぬとも 
蕾は花を咲かせるから
いつか笑って 花見もやりましょう
瞼を研ぎ澄ませ 春の歌

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

春の闇

閲覧数:380

投稿日:2021/05/03 12:22:11

文字数:668文字

カテゴリ:歌詞

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