【初音ミク】夢追いニート【オリジナル】

詞　hina
曲　ちゆづき

ねえ誰か聞いてよこの声を
どうせどっちに行ってもあっちに行っても
僕の居場所なんて どこにもないんでしょ

空が明るんでくる頃に
僕は布団かぶって眠りに落ちる
昨夜淹れたコーヒーは既に冷たく冷えきったあとで

太陽が高く登ると
ようやく僕は目を覚ます
こんな日々送る僕を人は 世界のゴミと呼ぶんだ

ああわかっても 叫んでも 理想と違うと嘆いても もう 何もかも遅いんだ

ねえ誰か聞いてよこの声を
どうせ 行ったり来たりの人混みかき混ぜ
僕は居場所なんて どこにもないんでしょ
って高く高く歌うんだ

ねえどっかの誰かの理想を
どうせ 言っても聞いても人混みかき消し
君は無意味なんて 諦めてるんでしょ
って爪先 地面 見るんだ
それでも僕は 空見て 歌うんです

星が輝き出す前に
僕はギターをケースにしまい込む
昨夜作ったメロディのデキは アメちゃん二つ小銭少々

太陽が海に沈むと
ようやく君は家路につく
そんな日々送る君を人は ガリ勉野郎(天才だね)って嗤うんだ

ああわかっても 叫んでも 理想と違うと
嘆いても もう 何もかも手遅れで

ねえ誰か聞いてよこの歌を
どうせ言っても行っても結局一人で
僕に居場所なんて どこにもないのかな
って遠く遠く見つめてさ

ねえどっかの誰かが言ってた
どうせ できっこないって諦めたフリの
君は無意味だって 呟いちゃうんだろ
って濡れた地面 にらめっこ
それでも僕は 星見て 祈るんです

ねえ誰か聞いてよこの声を
どうせどっちに行ってもあっちに行っても
僕らの居場所なんてどこにもないなんて
そんな風に思わせないでくれよ

僕はギター片手に走り出した

ねえ誰か聞いてよこの歌を
どうせどっちに行こうとそっちに行こうと
今いる場所こそが 君の居場所でしょ
ねえこうなったらさもういっそ

いつも通りに過ぎてく見飽きた日々も
まとめてみんな愛しちゃったらどうかな
って新提案 ここに今
それならこんな 世界も
ちょっとだけ愛おしく見えてくる…気がしたのです