BPM.170


窓の外に雄と雌の鳥が
じゃれあう光景が目に染みた
子作りのような恋ならば
私は必要ないな でしょ?

君の合図でキスを交わした
私の意志は堅く閉じ込めて
早々と進む恋模様は
まるで蝉のように

夏を彩る祭りに向かう
興奮をしてる君の末路は
剥がれ落ちた私の浴衣姿なのかも知れないね

何が愛なのか分からず
好奇心だけで進む先は
荒む愛撫 霞む笑顔 感情のままに

これが愛ならば君は
感性の性に背いてるよ
君の欲が 満ちる時は 私はヌケガラ 消えて行く愛



私の手を握りしめて
門限の扉こじ開けた
不安を取り除くために
ほろ苦いキスをする

抵抗出来ないままに私は
大人の道にひきづりこまれ
快楽と催したその事は
ドラッグ勧誘のよう


「未知の世界へようこそ」と
顔に書いたような表情は
モラルを引き裂いてまで
求めているのかも知れないね


声が響く路地裏で
記憶に根をつける痛みは
君の鼓 動 叫ぶ声が 重なり響く

溢れだす感情の色は
互いに対の色を吐き出して
混ざり 濁り 満ちる時は 私は ヌケガラ 消えて行く愛



遠く霞んでく
今までの歩いた 記憶
貫いてきた物は後悔の渦へと
沈んでく 
涙に晒す



想像してたのはきっと
愛に触れるような世界で
決して消えない 深い傷を胸に刻んだ

これが愛ならばきっと
結末にはジレンマを抱えて
君が笑い 私が泣いて
倫常の狭間 消えて行く愛
  

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ヌケガラ

思春期です!

閲覧数:72

投稿日:2012/08/06 00:25:04

文字数:623文字

カテゴリ:歌詞

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