【詩-Poem-】

a
ありがちな風景と たわいもない感情
昔から書き留めていた
ボクの心を映すための詩(ポエム)

a
預ける音もなくて 歌にはなれなかった
それでも止まらない思い
小さな文字で白紙に閉じ込めた

b
飾りたいと見栄張って
生まれてきた取り繕った文字
だけどこれが「ボク」だから…

s
授業の合間でも
急いで走り慣れた通学路でさえも
ふと過(よ)ぎる言の葉は

日に日に色を変え
確かに感じたこと重ね 最後のページ
大切なボクのノート


a
背伸びした言葉だけ 切り取って創るもの
届く日を願い続けた
誰かが好いて歌ってくれることを

b
綺麗すぎるその詩(うた)を
意図せず晒されては笑われた
俯いてそっと隠す…

s
言葉の意味さえも
わからないまま書き綴ってきたこの詩(うた)
誰にも知られず消える…

それから時を経て
読み上げて「君らしいね」と認めてくれた
君の声が、「夢」になった

s
笑われたノートを
それでもがむしゃらに抱きしめていたことを
今でも覚えている

忘れたくないこと
カタチにしたいと誓ったことは この先も
ボクの指で 紡いでいく

伝わりますように…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

詩-Poem-

とても優しい三拍子に惹かれて書いてみました。

音作りも歌詞作りも自分を表現することはとても勇気がいること。
人の心に刺さるポエムを、作り始めた頃のことを思い出しながら書きました。

私の歌詞を認めてくれた方、褒めてくれた方ありがとう(*^^*)

閲覧数:120

投稿日:2020/10/19 02:39:51

文字数:504文字

カテゴリ:歌詞

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