崇華都炉中学の

土屋様、

僕は新世紀を 描こう、


そう企み続けた

風の途絶えた

屋上から

犬持の惨遺体が
捨てられるのを

ひたすら みていた

…無機質に微睡んだ

……死んだ犬持己卓よりも

死を宿す横顔で

顎をクィッとあげると、

やがて教室へと消えた

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赤い蝶の界②---7/20


奇妙な果実

閲覧数:52

投稿日:2013/03/14 23:39:22

文字数:138文字

カテゴリ:その他

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