鏡に手を当てて
汚れた声で おわりと呟く
雲間に見えていた
いつかの物語まで
涙に濡れて もう震えて冷たいのに
ほつれた匂いも 強がるような声も
燃えるようで 嗚呼
大人になれなくて 子供にもなれない
ただ少し笑うだけ
伸び上がり身を寄せ
やっとキスが届く
その愛しい仕草
目を閉じて まだ君を待ってる
好きになったものに
名前をつけるのはもうやめよう
不確かなものすら
僕等を許さないから
神様がいて いま体ごと裂かれても
隣にいたいよ ずっと呼んでいたいよ
焦がれるほど 嗚呼
たち消えるすべてが 朝の海のように
ただ少し光るだけ
何度も揺さぶって
やっと目が覚めると
また愛しい言葉
眩しくて もう息が出来ない
夢を惜しむような そんな夢を見てた
まだここに居たいのに
躓いて転んで 笑う声が響く
嗚呼 恋をしていた
大人になれなくて 子供にもなれない
ただ少し笑うだけ
伸び上がり身を寄せ
やっとキスが届く
その愛しい仕草
目を閉じて まだ君を待ってる
close our eyes
https://piapro.jp/t/RgpX
ロカルツP様への応募作品
静かで優しい曲がもう堪らなく好きです。参考にされたイラストも、あぁこの凪いでいる感じ…ぴったり…と惚れ惚れしました。
曲調から静かな別れを想像したのですが、女性より男性の方が恋を引きずるような気がして、いっそ女々しいほど酷く未練の残る男性の詞になりました。
因みにタイトルは、詞だけ見るとclose my eyesって感じですが、僕も君も神様も人生もみんなキスをする前目を閉じる時のように穏やかであればいいのに、そしたらこんなに苦しまないのに、みたいなニュアンスでclose our eyes(私たちの目を閉じて)になりました。
改変等ご自由にして頂いて、また希望があればこちらでも手直ししますので、よろしくお願いします!
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