騒ぐ鳥と 鳴りやむ赤の音
浮かぶ 空景色
馳せる身の瀬に飛ぶ
透る宙から 果てしなしに
臨む世界 斜めに見る世界
領域の虚空へと
駆り立てられた魂の無垢な羽根の先から
見届けた星の
光に当てられて 消え散る過去の灯
嘲ら冷える目が映す憧憬に
添える手紙に描く詩は蜃気楼
冴えた肌に 身を切る白い風
混ざる 潮騒と静寂
此処は自由の極北の空
絶えた幻の界
逆さの宇宙へ羽撃く
刹那の点す 思い
見届けた星の光は流れ
白に溶ける空 色彩の彼岸の空
沈む月の指し記す澪の
最果てに揺蕩う微かな蜃気楼
潮凪に問う悠久の意味
頽れる身の示す意味
さあ・・・
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ご意見・ご感想
とがみ源太郎
ご意見・ご感想
うはー。さすがGIMさんだな。
2011/07/28 14:33:14