A1
誰より臆病者の少年は
傷つけることを嫌う
「所詮僕なんて出来損ないだ」
毒を吐き捨て 沈んでく
A2
躊躇いなく進む仲間達に
嫉妬と同情憶え
「役に立ちたいよ」なんて口先ばかり
自分守ってく 言い訳だ
B
僕の力は 何のために?
燻る想いに 答はない
サビ
重く閉ざされた扉睨んで
腐りきった世界を呪う
妬けきった闘志は煤けて落ちた
今、戦端が開かれる
A1
私欲に溺れては争う者に
共鳴することも出来ず
「弱虫」が勲章だった少年は
孤独と絶望背負う
A2
「使わないのならば無力と同じ」
意味のない葛藤続け
気づいた時にはいつも手遅れ
独り屍の上に立つ
B
崩れゆく世界 力の果て
一体何が出来るだろうか?
サビ
散らばった力のカケラ集めて
腐りきった自分を呪う
醒めきった感情をその瞳(め)に宿し
今、戦況は傾いた
サビ
重く閉ざされし扉開きて
懐かしき空を仰ぐ
誰よりも優し過ぎた少年の
最期の想い響かせ
今、戦いの幕引きだ
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