クロノブレイカー鐘を鳴らせ この歌君の元へ届け(街中響かせて)
時を盗め奪い返せ 君へと続いていく時間

走り抜けろすぐに逃げろ今日を明日へ託すため 
(走り抜けろすぐに大声で歌って 時を数えて真実を)
消えた針に今僕が変わるんだ 僕は時間泥棒(クロノブレイカー)
(そして今すぐ逃げだそう明日へ 命の限りを刻む針)



時の止められた街で 時(じかん)を盗んだ大泥棒
僕(君)は別に特別 強い人でもない

逃げ足だけがとても 速く声が大きいだけ
僕(君)の歌が特別に 綺麗でもないけど だけど


60分ごと現れて 歌い街を駆け抜ける
金時計を片手に 真実(ほんとう)歌い廻る
僕のこの歌は(君のその歌は)



曝かれたその時刻に 工場主頭抱え
歌われたその真実に 高利貸しの青い顔
止まったままの時計塔 鐘を鳴らす時間泥棒(クロノブレイカー)



雨の日も風の日も君へ(君は)唯強く歌った
夏の日も冬の日も君へ(君は)高く鐘を鳴らした

だけど君は特別に歌の上手い女の子
(だけど君はどこにでもいる普通の男の子)
足が速いだけのこの僕は(人間で) 上手に歌を歌えない



別に僕(君)は特別じゃない  彼ら(私)と同じ人間で
強い人では無かった事を きっと僕も(誰も)忘れてた(忘れてる)

寝坊癖の君のために ごめんもう僕は歌えない
(寝坊した夕暮れ朝 君の最後の本当に)
凍り付いた時の腕の中で 時を止め(とどめ)ていく
(私は思い出したの 君は特別なんかではないと)


いつか君に再会できる(であえる)なら 伝えたい言葉がひとつだけ
恥ずかしくて通り過ぎた窓 歌う君のその名前
(私が歌を教えてあげる 言えない想い乗せて)


切り刻(きざ)まれて 時を止めた 動けずもう歌えない僕(君)
こんな風に出会うなんて 夢にも思っていなかった

はじめまして いつもありがとう 違うだけどもうお別れ
言いたいこと言えないまま 形変えこぼれ落ちていく
時間泥棒 普通の僕(君) 君は僕には特別で(だけど私には特別で)


時間泥棒(クロノブレイカー) 奪われていく 盗人の時は盗まれて
ここは空人(嘘吐き(そらびと))の楽園 何一つ真実(ほんとう)などはないわ(ないさ)
時計(じかん)はまた悪人(かれら)の手に 奪われ嘘ばかりを紡ぐ
警鐘(かね)を鳴らせ私の歌 いつか君まで届きますように



時を盗め 奪い返せ君へと繋がるこの時間
走り抜けろ 歌は空に 靴音大地に響かせて
時を紡ぎ今を歌い逃げろ 明日へ時間泥棒(クロノブレイカー)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

時間泥棒

時計塔の針は外され、今が何時か解らない。商人達に本当の時間を奪われた街。商人の持つ金時計を盗んだ少年が、時報となって街を歌って走って逃げる歌。

閲覧数:368

投稿日:2016/06/27 01:02:33

文字数:1,076文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました