乗り遅れそうになる汽車 目的地は
どこにも行けない 思いが軋む車輪

逃げるように駆け込んだ 駅のホーム
ふと息吐いたら景色は曇り空で

どこにでも 行かないよと 二人誓ったの
でもそれを僕は破ってしまう

薄暗い空眺めて 意味も無い
涙を流して ホントはわかってるの

言葉を交わせずに 君と「さようなら」
出来なかった自分を責めた

もしまた君と会えたら こんな思いも忘れちゃうのかな
今はここにとどめて 記憶の中に残し 次の 駅へ…


濡れた瞳を拭いて ポケットの
ケータイ取り出し 写真のフォルダを開く

悲しみを忘れたい 僕の衝動
大切な記録を全てリセットしたの


どこにもないような次の物語を
作るために ここにピリオドを…

もう後ろ振り返らない ここだけで呟く「さよなら」
窓の外を見ながら 沈む夕日がちょっとだけど見えた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

曇天運行

次郎ラモスさんの歌詞応募作品です。(http://piapro.jp/t/OOCZ

出だしの音が汽笛っぽかったので、舞台は汽車になってます。
テーマは『別れ』ということなので、友人と離ればなれになってしまい、惜しむも、前に進まなければいけないという葛藤を表しています。

閲覧数:188

投稿日:2015/02/21 04:46:13

文字数:371文字

カテゴリ:歌詞

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