アヤシ

糸 切った
晴れて私は自由な存在「なりました！」
なんて、思って
膝から崩れ落ちた
世界の線 切った
類型（タイプ）一致なし、誰にもあわない僕らの
生命線は
もう見えてないでしょう
見世物だった
誰の心も晴らせない僕のダンスは...

サビ）
冷たい頬を撫でて、ため息
暖かい涙流し、一息
去りし時は嬉しくもない笑顔で
別れを遂げる
A）
君と初めて話した会話の１ページ目
何だか覚えてる？
・・・実は僕もよく覚えてない
でもね、あの時の空の色だけはなぜか...

Ａ）
空を駆けだしたいこの衝動
もう　抑えるのわたし我慢できない
背中の羽を伸ばして　さぁ「準備はもういいよ」
Ａ）
窓の外に広がる朝焼け
ああ　その光に焦がれそうになる
それでも飛ぶことやめないよ　行きたいとこあるから
Ｂ）
風とともに舞う小鳥たちは...

昔の昔　あちらこちらに　おもしろおかしいお話が転がってた
お姫さま達は　ワガママし放題　わたしもその中のお姫さまでしたったとさ
すぐ　すぐ　迎え来て
どこかに　行っちゃうよ？
わたしも　ヒマじゃないの
キミとも　別れかな・・・
星になってもまた　会えるとは限らない　
どこまでも追いかけて　振り返りは...

乗り遅れそうになる汽車　目的地は
どこにも行けない　思いが軋む車輪
逃げるように駆け込んだ　駅のホーム
ふと息吐いたら景色は曇り空で
どこにでも　行かないよと　二人誓ったの
でもそれを僕は破ってしまう
薄暗い空眺めて　意味も無い
涙を流して　ホントはわかってるの
言葉を交わせずに　君と「さようなら」...

「ポーション」
A)
ひとしずくのミルクをこぼす
それは、広がる
音も立てずに
かつて過ちを残した
私の歴史を無くしたくて飲み込んだ
A)
誰もがみんな波紋を起こす
でも、愛せよ...

君が安心して眠る日まで、私はずっとそばにいます
その約束をしたのはもう何年前だったのだろうか
君は未だに安心出来ず、眠ってしまったね
かつては従順だった僕も、わがままになってしまったよ
他の人が消えてしまっても僕はここで一人待ち続けている
ここにいたいんだと駄々をこねる
雨に打たれながら、雪に埋もれ...

A)
どうせなら憧れの乾いた土に
水をあげたいな、なんてさ
誰もが抱いた感情を
「わけがわからない」と
理解できない　したくもない
一番近くに大切なものあるだろ
向き合う事は出来ないかも、だけれど
それでも傷つく事は無い
安心できるほど...