優劣だけのストーリー 遊び尽くした午前零時
麗麗と泣くヒロイン 腰抜けども吠える言い訳
やられっ放しの憂き世に 時折投げやり
噛み付いても 敵わない 叶わない
変わらない今をセーブする
匿名希望? 名無し? 形だけを取り繕った
堂々巡り錯綜 しかめっ面をした主人公
ナマクラな往来に 駆け込み 飛び込み
投げ出しても 構わない 構わない
絡まる愛を 取り壊し
諦観して のらりくらり待つ間に
記号のないモノクロが 塗り潰す
暗い部屋 取り残された本当の答えは
白黒つけられて消えた
有り触れた世界で
ガラクタな美学で
繰り返す 二人だけの
日々を隠して
逆さまに吊るされた 夢を見よう
さあさあ 昨日の続きを描いて
退屈に従って
飽き飽きした 今だって
下らない 飾り付けた
僕らのせいさ
儚む君が泣いた 雨の中
ゆっくりと染み付いた 白日を貪るように
平面的な月が 映し出された午前三時
燦燦と泣くヒロイン 腑抜け面をした迷い猫
窮鼠 何処に隠れた? 指折り数えた
欲望には 抗えぬ 争えぬ
嘲笑う 僕は試され
ルールのない 出鱈目な映画のように
見飽きてる空 自由に飛べたらな
SFチックな妄想に 突き動かされてく
君と僕との逃避行
諦めた世界で
ありもしない理想で
繰り返す ゆらり揺れる夢物語
バラバラに崩されて 泣き叫ぶ
やあやあ 昨日の続き何処行った?
憂鬱に従って
明け渡した 未来で
下らない なぞるだけの
線を伸ばした
行き止まる 僕たちの忘却に
ゆっくりと焼き付いた 落日が沈まぬように
有り触れた世界で
ガラクタな美学で
繰り返す 二人だけの
日々を隠して
逆さまに吊るされた 夢を見よう
さあさあ 昨日の続きを描いて
退屈に従って
飽き飽きした 今だって
下らない 飾り付けた
僕らのせいさ
残された君と 最後の夜に
ゆっくりと溶け出した 鮮やかな色を纏わす
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