神尾けい（元かおすけいおす）

ああ　粉々のダンプティ　
もう　答えないダンプティ
...さよなら
はじまりはきっと　ありふれたエンプティ
いつも足りないぼくたち
きれいな言葉じゃ埋められなかった　空っぽな生きる意味を
ハロー　ハロー　君は何を隠してるの？　ダンプティ
...だんまり
ぼくらはずっと　秘密に縋るように生きてきたの
...

どうやらぼくに羽はない　あまりに今更な話
なのにぼくはまっすぐにさえ　歩けない
陽炎　ゆらいだ景色に　憂いや亡霊　たゆたい
過ぎた事と笑い飛ばせない　淡い夢
空の青に溺れたいと　無心で空を泳いだのだ
終わりのない空の底に　哀しみを捨てに行ったのだ
名も知らぬ花が枯れるために咲く
餞の代わりと　空が朱...

さみしさくらいしか分かち合えない　けれど一緒にいたいよ
ひとつがふたつ　そこにあるだけで　ぼくは十分だったの
ぐっない　また目が覚めたそのとき　きみがいる保証はなくて
ぐっばい　名前すら呼べなかった　しあわせのかたち
レコードみたいに世界よ回れ　まだ歌えない思いが多すぎるから
ぐっない　忘れたくはな...

案外呆気のない未来　ヒーローもヴィランもいない
なら答え合わせは自分でするしかない
答えの溢れた世界で　あえて馬鹿のままでいたい
かみさまなんて絶対に信じてやらない
まだ捨てきれないぼくらのIdentity
正気を疑わずに　進むよ　ぼくらの新時代が
Let's go エイリアンズ　
呼べよぼくらの名...

心と身体の隙間に　埋まらないものがあるって
気づいた？
ねえ、それが歌なら　よかったのに
いたいのいたいのは今も　いたいまま
だからぼくら歌った　せめて
手を叩いて生きていたいから
いつかここではない場所で
過去になんてならない未来で
ぼくらだけがわかる言葉で
話をしよう　話をしよう...