<4ページ目>

【御茶屋遊戯/仮初常事】
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此処を通りゃんせ 小鳥がさえずる
せっせっせ 毛艶をなおして
ちゅっちゅっちゅ 唇鳴らして
せっせっせ よいやさ

おいでよ おいで
おにさんこちらだよ
手のなるほうへ
おいでよ おいで さあ
此処は御茶屋だ ごゆるりと

指を絡ませて 無邪気に手遊び
ついと転ばせて 熱い吐息を潜めて
骨の髄の髄まで 沁み込んでようよう
朝も昼も夜もなく 飽く迄は愉しみませう



せっせっせ なりふり構わず
通りゃんせ お預け御免よ
ちゅっちゅっちゅ 舌の根湿らせ
せっせっせ よいやさ

おいでよ おいで
おにさんこちらだよ
手のなるほうへ
おいでよ おいで ほら
此処は御茶屋だ ごゆるりと

ひとよなれなれと 幾度と重ねた
つうと溢れ出す 熱い湯をたんと召しませ
骨の髄の髄まで 味わって上等
上下左右もなく あえあえと転がりませう



せっせっせ なりふり構わず
帰りゃんせ 切捨御免よ
ちゅっちゅっちゅ 耳を塞いで
せっせっせ よいやさ


夢も幻も 現にうつして
 アイも空々と 嘘を誠でくるめて

 骨の髄の髄まで 尽くせど ひょうひょう
テイもほろほろと はらり舞い散る言の葉


糸に絡まった 間抜けは何方か
ついぞ天をみぬ 冷めた吐息を潜めて
骨の髄の髄まで つかれ果てろうろう
朝も昼も夜もなく 飽くまで色を咲かせて

ひとよなればこそ 繰り返す常事
つうと零れ出す 冷めた湯をいっそ召しませ
骨の髄の髄まで 抜けるまで朦朧
仮初の行為に 野暮は御免だ 通しゃせぬ
 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

御茶屋遊戯/仮初常事

※前のバージョンの<3ページ目>に、ひらがな等の
 割り当てっぽいものが置いてあります。

★この歌詞は「永遠の放送部長」様が作曲された楽曲の歌詞応募用です。

▼「永遠の放送部長」様の素敵な楽曲
http://piapro.jp/t/Bi4V

◆ポロリめも◆
曲を聴いて「せっせっせ~」というフレーズが真っ先に浮かんだので
そこからイメージを膨らませていったらこうなりました。
所々遊びを多めに忍ばせてみたつもりです。

あとは、間奏やサビに囃子詞や語り、RAP、掛け声?
小鼓の音などが入るともっと面白くなりそうな予感がしました。

「永遠の放送部長」様、作詞の機会を与えてくださりありがとうございましたっ!

ご意見ご感想、アドバイスなどなど、御座いましたら何なりと。

(*- -)(*_ _)ペコッ


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◆更新情報

2012/4/1 
3ページ目(ひらがなver.)と4ページ目を追加
あと5個前後修正するかも…
 

閲覧数:224

投稿日:2012/04/01 02:11:59

文字数:710文字

カテゴリ:歌詞

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