過ちひとつ
悪戯に触れて嘘を吐き出す
絵に描いたような思い出に

変わらずにあるからこそ
気付けないでいた苦しい胸と
健気な祈り 壊してしまえば

触らないでと言ったんだ
知らずにいれば幸せと泣いた
雀の歌を思い出して
切なく疼く心だけ、そうっと触れて慰めよう

例えるなら
蝶の惑いと罪の告白
手を伸ばしたけど届かない

流れゆく時の中で
二度目の懺悔に濡らした袖と
寝付けない夜が脳裏を焦がして

離さないと言ったんだ
日暮れに心を呑まれたとして
ふたりで在れば怖くない
平気な振りをしてあげる、ほらね新たな朝がきた

幻に魅せられて昔を想う
目に痛いだけの戻らない日々

止めないでと言ったんだ
緩やかにどこまでも堕ちようと
夜の果てまで手をつないでも
落涙は必然的で、理由は問うまでもないだろ

類する意味はあるんだ
黎明は穏やかに訪れて
蝋燭の灯りは頼りなく
僕たちは犯した罪の、重さで沈んでいくんだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【曲募集】いろはうた

前回の失敗を踏まえて今回はきちんとあいうえお順
あちこち苦しすぎるけれど、取り敢えず書いていて楽しい

ひとつ前にひらがな歌詞、もうひとつ前にあいうえおあります

閲覧数:210

投稿日:2014/09/21 07:08:29

文字数:417文字

カテゴリ:歌詞

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