A
過ちひとつ
悪戯に触れて嘘を吐き出す
絵に描いたような思い出に
B
変わらずにあるからこそ
気付けないでいた苦しい胸と
健気な祈り 壊してしまえば
S
触らないでと言ったんだ
知らずにいれば幸せと泣いた
雀の歌を思い出して
切なく疼く心だけ、そうっと触れて慰めよう
A
例えるなら
蝶の惑いと罪の告白
手を伸ばしたけど届かない
B
流れゆく時の中で
二度目の懺悔に濡らした袖と
寝付けない夜が脳裏を焦がして
S
離さないと言ったんだ
日暮れに心を呑まれたとして
ふたりで在れば怖くない
平気な振りをしてあげる、ほらね新たな朝がきた
C
幻に魅せられて昔を想う
目に痛いだけの戻らない日々
S
止めないでと言ったんだ
緩やかにどこまでも堕ちようと
夜の果てまで手をつないでも
落涙は必然的で、理由は問うまでもないだろ
S
類する意味はあるんだ
黎明は穏やかに訪れて
蝋燭の灯りは頼りなく
僕たちは犯した罪の、重さで沈んでいくんだろう
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ST
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6.
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大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
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「...オズと恋するミュータント(後篇)
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