箱庭教室

作詞/作曲/編曲・ねりきり
BPM=134

箱庭教室

机に刺さった彫刻刀
鈍色塗られた絵画
二つ並んだ醜態を
君と二人で片付けた

絡みついた悪意が
振り解けなくて
止まっていた時間が動きだして
日も暮れ始めた教室

似たような傷跡つけて
二人作った箱庭
電線に透けた夕焼けが
落ちたら始まりの合図だ
星空描いたプロジェクター
木製のキャンバスは
まだなにも描かれていない

落書きみたいな一瞬を
必死に重ねていく
破り捨てられたページを
取り戻したかったんだ

見たことの無い景色は
上手く描ける訳もなくてさ
押し付けられた パレットは
下駄箱にしまって旧校舎へ向かおう

光灯したフラスコや
黒板に書いた街並
街頭を模した電球が
優しく僕らを包んでた
鉄塔見立てたイーゼルは
僕らのシンボルだ
儚くてかけがえのない

例えばこの瞬間が
クロノスタシスの気まぐれとして
音もなく崩れるその時僕らは
笑えていると思うんだ

此処では痛くはないから
理想詰め込んだ箱庭
電線に透けた夕焼けが
落ちたら始まりの合図だ
ナイフを刺された心の
隙間を埋めるように
二人はまた
一時の夢を見る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

箱庭教室_歌詞

歌詞&BPMテキスト

閲覧数:179

投稿日:2020/06/21 16:03:10

文字数:500文字

カテゴリ:歌詞

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