嘘つきペイシェント

まちすさんの曲
http://piapro.jp/t/7RwE
に寄せて

リズミカルで楽しい感じの曲だなって思っていたんですが、
切ない感じがあって、なんだろ、、泣き笑いのテーマが見えた気がします。

■
ペイシェント：patient、患者、忍耐強い

文脈としては２つあります。
ひとつは入院患者である少年と少女の恋物語。
もうひとつは、事件を黙秘する事で、少女を護る少年の物語。
切ない感じが出ていればいいなって思っています。

■後記
不採用でした。テーマにほとんど沿ってないから当然なんだけど、実は結構頑張って書いたから少しショックだった。でも、どんくさい詞だよねって自分でも思っていたから当たり前なんだよね・・・　＾＾：。
そして採用された詞を見て、「あぁ、そうだよね」って色々と思ったよ。メロディからガーリーなニュアンスを取り出す感じとか、言葉をポンって置く感じのフェティシズムな感覚とか、色々と考えたり。あとはやっぱりリズム感とか。こういう反省が出来るのも公募の良さだと思う。

あと、声いれされた歌を聞いて驚いたのが、まちすさんの調声パワー。ほんとに凄いって思った。私は公募で応募されている詞を歌って、どういう語感で書いたのか確認しているんですけど、こういう感じになるとはまったく想像してなかったです。とても魅力的に歌われていて、その意味では多分、今までで一番かもって思った。
そしてそこに、まちすさんが詞を楽しんで読んでいる様子が浮かんだのです。
なんだろう、「あー、かっこつけてたなぁ」って思いました。
例えば雪さんとかにじるちゃんさんへの公募って私はそんなに頑張らない。頑張らないと言うと変だな、、、「背伸びをしない」んですよね。友人に手紙書いてる感じに近いかも。
鶏さんの詞は凄く楽しそうな感じで、「わぁ！」って広がる感じがするし、そういう風に書いていたんじゃないかなって思った。そういう姿勢ってとても大事な事だと思う。
私はまちすさんの公募に、変な気合で入っていたんだなぁって。それがもしかしたら、この公募で得た一番の事かもしれない。