虫は思う
花が欲しいと
咲かすは難く
汚すは易し

誰かに咲かせられぬよう
汚してしまおう 花一輪

虫は足掻く
花が欲しいと
得るは難く
手折るは易し

誰かの物にならぬよう
散らしてしまおう 花一輪

白い花弁散らして
赤く 赤く染め上げる
我が手に落ちる汚れた
誇り高かった 麗しの花


昏い衝動
抱えて笑う

愛故深きこの憎悪
絡めて逃がさぬ 花びらさえ

白い花弁散らされ
赤く 赤く染められて
虫に喰われる哀れな
誇り高かった 麗しの花

白い花弁散らして
赤く 赤く染まりきり
毒牙に掛かり枯れゆく
二度と笑わぬ 愛おしき花

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

花散らし

色気のある歌詞が書きたかったのです。

閲覧数:204

投稿日:2008/10/24 21:11:56

文字数:271文字

カテゴリ:歌詞

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