大人に憧れてた小さな私は明日を願った
大人になってみたら大きな私は明日を呪ってた
縋る藁も無くて俯きながら
空が何色かどんだけ高いかも忘れちゃったんだ
掴む力も無くて人は独りだから明日に怯えていた
進む日常、鳴り止まぬ鼓動を抑えて
手に入れたいものは全部、零れ落ちていった。
止まれ時間よ雨は止まないけど
進む秒針の音が腕を掴む
強く願った明日よ来ないでよ
大人に憧れてた小さな私は星に願った
大人になってからは大きな私は星を恨んでた
止まぬ雨はなくて嘯きながら
空は何色かどんだけ高いかも思い出せないんだ
掛ける言葉も無くて人は一人だから明日を望んでいた
穿つ日常、満たされることは無いよ。
やりたい事は全部、薄れ消えていった。
何が違うんだろう何が正しいんだろう
進む秒針の音がそれを告げる
強く縋った明日の自分へと
伝う時間は無くて選ぶ道も無くて
狭い隧道の中で滴る水を待った
穿つ力もなくて振り返る度胸も無くて
ただ、一点の光を捉えて
進む日常、鳴り止まぬ鼓動を抑えて
手に入れたいものは全部零れ落ちていった。
進め時間よ晴れ続かないけど
また晴れるなら
穿つ日常満たされることは無いよ
やりたい事は全部やり切ればいいさ
何が違ってもこれが私だから
進む秒針の音が背中を押す
強く誓った明日の自分へと
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