かごめかごめ
籠の中の鳥は いついつ出遣う
夜明けの晩に 鶴と亀が滑った
後ろの正面だぁれ

籠の目のような囲いの中で
小鳥のように鳴く今宵
柔く撓うは遊里の為と
一人二人と哀交え

嗚呼
終われど終わらぬ此の時は
明ける事無き凪の遊戯

囲めや囲め
夜明けの晩に還してやらう
遊里の町には男が集い
飲めや唄えや遊べや騒ぐ

囲め囲め
籠の中の鳥は 何時何時出遣る
夜明けの晩に 鶴と亀が統べた
後ろの正面だぁれ?

嗚呼
追われ追われて交わりて
凪の夜の淫れ遊戯

籠女や籠女
小鳥鳴く夜に還しはしまい
遊里の町には男が集い
飲めや唄えや遊べや騒ぐ

囲め籠女と遊里の町に
宵の帳の幕が降る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

籠女

コラボの企画用に書きました。

題材は「かごめかごめ」
諸説ある解釈のうちの遊女説を主に使用。

閲覧数:81

投稿日:2010/12/28 20:37:57

文字数:296文字

カテゴリ:歌詞

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