傍観者。僕は傍観者。

「助けて」
彼女はそう言い、手を伸ばした。
でも、僕はその手が
怖くて、怖くて
手を伸ばせない
助けられるはずなのに
泣きたくなってくる

・・・いや・・・
泣きたいのは、彼女の方だ。
きっと。

なんで、僕はこんなに弱虫なのだろう。
そうやって泣いて、喚いて
被害者になりすます。
こんなことを繰り返してるうち、解らなくなった??

学校のベランダ、
少し騒がしい。
何かと見れば
身を投げようとしている
彼女。
今度こそ、手をのb・・・
僕に、手を伸ばす資格なんてあるのだろうか??
ふいに、伸ばした手を下ろそうとする。
    けど、
資格なんていらない!いや、きっとそう思いたいだけ
でも、今までの、罪を償いたい!
僕は、手を伸ばす。
絶対、たどり着けると信じて。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

傍観者

いじめられてる女の子と自分の話。
初投稿です。

閲覧数:72

投稿日:2013/11/09 01:00:59

文字数:348文字

カテゴリ:歌詞

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