A
あのね、本当はね
言いかけた口を噤んだ
ママの服の裾を掴んで
言いたいことは言えなかった
君と出会った春の日
B
背が伸びるにつれて
目も合わなくなって
どうしてかな
一番近くに居たのに
S
アパートの薄い壁から
いつも聴こえていた
君のギターの音
たまに間違えるFのコードが
愛おしくて
幼いあの日を夢に見ていた
A
"友達になってくれる?"
いつも君が私の言いたいこと
全部先に言ってくれたね
B
背が伸びるにつれて
だんだん大人っぽくなる君に
恥ずかしくって
いつの間にか
おはようも言えなくなった
S
アパートの薄い壁から
いつも聴こえていた
君の下手くそな歌
小さい頃は代わりに私が唄ってたのに
C
愛してるが言えないまま
幼い心の私たちは
すれ違うばかり
消えてしまう後悔なら
君の消えない傷になればよかった
S
アパートの薄い壁から
いつも聴こえていた
君のギターの音
たまに間違えるFのコードが
愛おしくて
幼いあの日を夢に見ていた
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