街角の片隅で
蠢いてる生き物
それなりに働いて
今日も暮らしてます

いつだって僕なんて
臆病な日陰者
太陽に逆らった
風にゆられながら

そう、今の今の今まで
大事に育ててきたのです
誰も気付きはしないけど
僕はここにいるのです

あなたに見せたくて
帰り道 電柱の陰にひそむ
少しは笑いたくて
幻想と現状の隙間を覗く

誰だって躓いて
前に進んで行くもの
標識にぶつかって
今日ももがいています

いつだって僕だって
必死に生きてるんだもの
そうやって呟いて
街を眺めていた

流れる日々の裏側は
少し飽きてきたのです
誰も見向きもしないけど
僕はここにいるのです

あなたに触れたくて
屋根の上 夕焼けの陰にひそむ
少しは変わりたくて
羨望と絶望の隙間で過ごす

今日も明日も明後日も
変わらず過ぎてくものです
誰か気付いてくれる日を
ずっと待っているのです

あなたに見せたくて
帰り道 電柱の陰にひそむ
少しは笑いたくて
幻想と現状の隙間を覗く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

陰にひそむ

閲覧数:231

投稿日:2010/07/09 21:24:01

文字数:427文字

カテゴリ:歌詞

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