「深淵森」(しんえんしん)


触れたくて潜った闇は深すぎた
暗い温もりも 白い光も
伸ばしては空を切った
開いても 映るのは深い淵

遠い幻想 もう孵れない
疼く傷口には花が咲く

逃げたくて作った闇は深すぎた
月を恐れて 愚かな兎
耳をふさいでうずくまる
凝らしても 映るのは木々の闇

遠い幻想 もう孵れない
疼く傷口には花が咲く

息ができない 闇に溺れた
果てたら沈めるだろうか
君のいる水底(みなそこ)まで

全て見透かす 瞳から逃げた
生み出した闇に怯えて
ここから動けないから

「ただ 君を待ってた」

絡めた手 対の夢幻
塞ぐ傷跡には双の花

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

深淵森(しんえんしん)

深い森の奥で蹲るリンと、そんなリンを求めて海の底へ沈むレン。
歌詞を書くのは初めてなので、随分拙いかと思います。

閲覧数:114

投稿日:2009/04/04 17:05:51

文字数:280文字

カテゴリ:歌詞

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