遙か彼方で薄れる 潮騒の音(ね)に導かれた
消えることない群青
掲げた夢と 色のあせた海図(かいず)

期待と不安 帆先に絡ませた 
視線の先に 何があるだろう?
硝子の瓶に 護られていた日々
さよなら、弱気な僕

旅立とう 波の跡を辿(たど)って
透明な凪はやがて 蒼さを知る


夏の香りを包んで 触れた君の手 その温もり
小さなボトル 産声をあげた世界
揺れる船はひとつ

「七つの海の先まで行きたい」と
願う船体(からだ)を そっと震わせて
憧れをただ 閉ざしていた夜に
さよなら、別れ告げて

旅立とう 窓のむこうに映る
透明な凪が僕を 岸へ誘う

君が話してた 物語の行く末を……
知りたくなったよ。

ひとかけら 最後の星の寝息
朝焼けに手をかざした 
その時

旅立とう 船出は君とともに
透明な凪が 夏を染めたとき
声が聞こえる

lala……



~発音イメージ~

はるかかなたで うすれる しおさいのねに みちびかれた
きえることない ぐんじょお かかげたゆめと いろのあせたかいず

きたいとふあん ほさきにからませて 
みつめるはてに なにがあるだろお
がらすのびんに まもられていたひび
さよなら よわきなぼく

たびだとお なみのあとをたどって
とおめいな なぎはやがてあおさをしる

なつのかおりを つつんで ふれたきみのて そのぬくもり
ちいさなボトル うぶごえ をあげたせかい ゆれるふねわひとつ

ななつのうみの さきまでゆきたいと
ねがうからだを そっとふるわせて
あこがれをただ とざしていたよるに
さよなら わかれつげて

たびだとお まどのむこおにうつる
とおめいななぎがぼくを きしえさそう

きみがはなしてた ものがたりのゆくすえを
しりたくなったよ

ひとかけら さいごのほしのねいき
あさやけに てをかざした そのとき

たびだとお ふなでわきみとともに
とおめいな なぎがなつをそめたとき
こえがきこえる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

透明な凪【不】

投稿用 https://piapro.jp/t/1LZp

8/20 少し調整しました

閲覧数:164

投稿日:2024/08/20 14:15:41

文字数:834文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました