笑顔で
別れようと思ってた
そんな事
できる訳無いのにね

あの時の
電話を受けていたのなら
僕達は
終わらなかったのかな？

君の心の
薄暗いとこに

手を差し伸べて
あげる余裕が無かったんだ

　「―さよなら。」

今日は
ボロボロの顔してる
情けない僕

さようなら
せめて　　
次に会うときは　
笑ってみせるから

2番

君の事
嫌いになった訳じゃない
本当に
僕も大変だったんだ

「会いたいの」
そう言った君に
「今何時だ！」と
怒鳴った僕はなんて馬鹿なんだ

「―ごめんよ。」

君と
過ごした時間は
あまりに短くて

こんなんじゃ
愛想
つかされるのも
当たり前だと反省してる

電話での君が
泣きそうな声だったのを
忙しさに感けて
気付くことも無かったね

「会いたいの…」

君の為に働いてた
君の為に買った

この指輪も
今じゃ
もう渡せないな
自嘲的に（フッと）笑ってぎゅっと握った

最近君の前ではずっと
笑ってなかったね

さようなら
せめて　　
次に会うときは　
笑ってみせるから

絶対笑ってやる