サヨナラが今
さらわれていく
群青色に
溶け込んでいく

夕焼けに
呑まれてく
きみの顔
みえなくて
風鈴が
寂しげに
音を鳴らす

消えないで
いかないで
打ち上げた
花火のように
散ってしまうのはまだ早すぎるから
夜が今
きみの手を
はなさずに
いてくれたら
ふたりきりのお別れなんて
しなくてもよかったのに と泣いて

あいたいが今
吸い込まれてく
星に願ってる
意味もないのに

触れそうで
触れたくて
指先に
隠してる
いえなくて
今日もまた
息を吐いた

消えないで
いかないで
降り出した
夕立の先に
ひとり歩くにはもう間に合わない
夏が今
きみの手を
はなさずに
いてくれたらさ
ふたりきりの想い出なんて
忘れてもよかったのに と泣いて

いかないで
いえなくて
消えないで
もう少し
このままで
また明日
ここで逢おう

いかないで
消えないで
あの日みた
花火のように
また夏がくるころに逢いにきてよ
きみが今
ぼくの手を
はなさずに
いてくれないか
ふたりきりの夏もおわる
サヨナラきみと ぼくらの夏

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

花火と群青

タイトル案頂きました。

閲覧数:314

投稿日:2018/08/08 11:30:41

文字数:461文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました