まぐわえぬ体 持て余す 僕はひとりぼっち
取り残された心だけが 蒼い薔薇の花咲かす

群れて騒ぐゴミの様な くだらない女たちに
さえ微笑む 貴方のその 優しさが痛い

「お兄さま」と 駆け寄っても 僕の笑顔など
気にもかけぬ 小さなもの 貴方にとっては

貴方の青い瞳に 心乱される
薔薇の香りが立ち込める おかしくなってしまいそう ああ

貴方の優しい歌声が 眠りの中聞こえた
父のような力強さに 絆されて追いかけた

目があった瞬間気付いた 桃色に染まった頬
冷えてゆくことよりも早く 涙伝い流れた

茨の道 進んででも 気持ちは変えたくない
貴方からの 試練ならば 耐えてみせます

隣に居る赤い人は 誰なんですかと
訊けもせず走り去る 幼い僕を抱きしめて ああ

握りしめた瞬間砕け散る プリザーブドフラワーのように
消えてしまうことが怖くて 触らず眺めていた

黙して語らぬ花のように 真実は胸の奥
誰がいても変えられない 一途に想い続ける

もし貴方が僕のことを 想い始めたとしたら
世界がひっくりかえってしまう 所詮は叶わぬ夢

儚げに優しく咲いた 花が世界中を舞う
僕も貴方の歌のように 密やかに咲いていたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

青い薔薇

ルカオリジナル曲の「紅い百合」の替え歌詞
ルカ視点ではなくレン視点にしてみた。
カイ←レンをイメージ

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投稿日:2010/04/02 12:41:39

文字数:513文字

カテゴリ:歌詞

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