「吾輩は猫である 名前はまだ無い
人間とはなんと無防備か 素性も知らずに」
私が愛を注ぐのは 君の凛とした目に惚れたから
手入れされていない毛並みは 君に野生的な一面がある証拠
君のいない世界など 想像すらできない
魅力を伝えるだけの 語彙力も足りない
君が何と鳴いてるのか わからなくても逞しく見えた
たまの激しい威嚇もいいね ヒマな奴ら勇ましく追い払うんだ
貴方が作り出したアイディアル・キャットを
映し出すスクリーンを見繕っている?
決められたポーズを綺麗にとれなくて
ラルラルラ イメージが歪む
I love you とは偶像で 捏ねて見て呉れだけ似せて
名前すらも知らない猫にその身を焦がして
独り善がったとてナンセンス そこには正しさなど無くて
理想で作った檻を食い破り逃げ出して走る走る
愚かな愛を疑って 瞳の底まで見つめて
信じ続けた者ほど逃げ場を失ってしまう
牙に赤い血が滴っているのは強さの象徴で
そう言って山奥のレストランに消えて 二度と帰っては来ませんでした
キャーーーーーッ❗❗❗
00:00 / 02:20
ご意見・ご感想