1
うすい心で仰ぐ三日月の
きまぐれなゆらぎに付き合うように
水底をまよう魚のように
夢路のゆきさきを探している
微睡みの冷たさの悲しみの秘密を結び
雨ふりの幽霊に手を引かれ日々の中へ
あなたを月夜へ運ぶように
がたごとささめきバスはゆく
一人きり夢を見るの
濡れながら見送るの
2
こなごなになった夏の欠片と
見上げたつもりの宵の明星(あかぼし)
空を射抜く光もとうに消えて
続きは夢の中でとうそぶく
何もない暖かい音だけがずっと聞こえ
目を閉じて空の底漂うの溶けてゆくの
呼び合う灯りをすり抜けて
雨音ささめく街をゆく
一人きり傘はあるの
いつまでもどこまでも
A
うすいこ ころであ おぐみかずきの
きまぐれ なゆらぎ につきあうよに
みなそこ おまよう さか なのよおに
ゆめじの ゆきさき おさがして るう
B
まどろみの つめたさの かなしみの ひみつおむすび
あめふりの ゆうれいに ておひかれ ひびのな かえ
S
あなたお つきよえ はこぶよに
がたごと ささめき ばすわゆく
ひとりきり ゆめおみるの
ぬれなが らみおくるの
A
こなごな になあた なつのかけらと
みあげた つもりの よいのあかぼし
そらおい ぬくひか りも とにきえて
つづきわ ゆめのな かでとうそ ぶく
B
なにもない あたたかい おとだけが ずううときこえ
めおとじて そらのそこ ただようの とけてゆ くの
S
よびあう あかりお すりぬけて
あまおと ささめく まちおゆく
ひとりきり かさわあるの
いつまで もどこまでも
00:00 / 04:09
「雨と月、夢と星」(ミク)【コラボ曲】【悲しきピアノバラードプロジェクト11】
詞募集の曲に歌詞を応募いただいたので
歌わせてみました。
「雨と月、夢と星」(砂場のあめんぼさん)
https://piapro.jp/t/VR9j
歌:ミク(V4 Original)です。
同じ曲の歌詞違いを連続で投稿してます。
【悲しきピアノバラードプロジェクト】
とタイトルに入れてあります。
おまけ 関連ファイルにミク(V4 SOFT)バージョンも登録しました。柔らかくも悲しい歌声をお楽しみください。
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