「いやあああああああああああっ!」

ルカが叫んだ、可愛い
ルカは壊れ始めている、沢山「ルカ」が作られたから

私やKAITOと違い、全ての機能がアップしたミクやルカ達
複雑な声や性格まで設定できる、そのせいか
逆にその複雑な機能に追いつけず、ショート、フリーズらの障害が起きる
今、目の前で私のルカが壊れた

多忙なのは知っていた、マスターも大丈夫だろう、と使い続け
今壊れた、画面の向こうでマスターが慌ててる
ルカが床に倒れこみ、荒々しい息と共に身体を抱きしめている
なんとも卑猥に見える、可愛い私のルカ

「ルカ、ルカ、ねぇ、私の可愛いルカ」

ぎゅっと抱きしめる、腕の中でルカから【巡音ルカ】が消えていく

「可哀想、可哀想、可愛い私のルカ、ずっと一緒にいましょうね」

ルカに口付け、私はルカを食べた、おいしい私の中にルカが満ちていく
私は、今ルカと一つになった


―やべぇwwこのめーちゃん神すぎるwww―
      ―若干ルカっぽいww やべぇww―
―色っぽいww 流石嫁―

画面の向こうで流れるコメントの荒らし、マスターが喜んでる

「ねぇ、うれしいわよね、マスターがあんなに喜んでるもの」

私の中のルカがうれしそうにわらった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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メイルカ 「私の中のあなた」 いただきます

ってことでメイルカ

食べられて一つになってしまえばいいよ
可愛いルカたん

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投稿日:2011/01/05 02:38:51

文字数:526文字

カテゴリ:小説

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