忘れ物はないか確認したかい?
列車の時刻には間に合いそうかい?
片道切符を握りしめて
最後くらいは盛大に
君の門出を祝うよ
今更気づいたんだよな
周りが当たり前と言っていた道が
茨の道だったってこと
人生のハードルも人によって違うのに
自分は誰よりも劣ってるって
自分自身を否定するのもこれで終わり
今日くらいはお姫様気分で
君にとって素敵な一日にしよう
君を虐める奴はもう居ないからさ
もう誰の言葉も聞かなくていい
自分の正しさを信じていいんだよ
煩い奴らは言わせておけばいいんだよ
君の体は、君の心は
君だけのものなのだから
自分自身が一番に自分を愛さないとな
誰かに聞いて欲しかったこと
言っても伝わらなかったこと
色々あったと思うけど
先ずはここまで頑張ってこれた事を
誇りに思っていいんだよ
何も考えられない程に追い詰められていた
身も心もボロボロになるまで戦ったんだ
それでも君が叫んだ想いは
誰かに届かなくても君の隣で生きてるから
宿に着いたら何を食べよう?
今流行りの苺パフェとか?
あの頃に一番好きだったものがいいね
夕焼け小焼けに魅了されて
苦い涙が溢れてきた
世間からも見放され
言葉すらも奪われて
人知れずに消えていく
素晴らしい事じゃないか
幸せな事じゃないか
砂を噛むような苦い思いや
繰り返される悲劇を
これ以上見なくていいのならば
電信柱にカラスの群れ
ようやく魔法が解けた気がする
さぁ、旅の続きをしよう
もうココに留まる理由はないからさ
生きててよかったと思えるくらい
今までで一番の思い出を作ろう
その後は笑顔でお別れだ
君の背中には純白の大きな翼
君の人生は、君の生き様は
世界中の誰よりも美しかった
今までの事は忘れていいよ
君の好きにするといいよ
大切な思い出だけ持って
行ってらっしゃい
それじゃ、また
ありがとう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

これから全てを終わらせる君へ

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投稿日:2024/02/27 21:38:33

文字数:780文字

カテゴリ:歌詞

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