籠の中 鳥はどこへ
籠の外 私いない
籠の鍵 誰か開けて
いつになれば 飛べるの

蒼を溶かす空に焦がれ思い寄せる
自由を求めて羽ばたきたいの 
なのに 
羽根は錆付いたまま動かない 
手足さえも冷たくて凍えそう 
暗くて
仰ぐ先は眩い黄金【きん】
強すぎて影が濃く染まる


重く冷えた腕を伸ばし慈悲を乞うた
まだ見ぬ世界へ飛び出したいの
だけど

籠の外逃げ出した青い鳥は撃ち落とされたから
籠の中繋がれた不自由が愛しくて本当は安堵していたの

立つことを忘れた脚 力無く 痛みさえ知らず
望む先は果てない闇空【こん】
深すぎて先が直ぐ埋まる
そう 明日を閉ざす


足枷は 脆く外れて息が止まる
這い出した先の光に 目を焼かれて
擦り剥いた傷を滴る 熱い雫
踏みしめた裸足 汚して 

歩き出そう




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

優しい揺り籠

痛みだけは、



使っていただきました。
完成おめでとうございます!

http://www.nicovideo.jp/watch/sm18764627

エセ楽師のミタさんの曲に詞をつけさせていただきました。

閲覧数:97

投稿日:2012/09/05 01:13:54

文字数:357文字

カテゴリ:歌詞

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