たっかんP

ゲヘナの火
貴方のその目はまるで
その未来を
見つめてる
傀儡の様
歪んだ栄華の続いた過去を
この抉れた爪で搔きむしる
咲いて枯れて
死に様が華麗で
あちらこちらに横たわる死体...

産まれた性は今
焼けた海原に
住み着く怪物
破壊と暴走した空に
渦巻いていた
差し込む影を
指でなぞり描いて
焦る鼓動を抑えては
息を飲んで
呼吸をする...

叶わない夢を見て
推し固められた
苦しみと悲しみ
殺した心の行方と
晒し上げた罪物語
サヨナラ
パパママ
栄華に縋りつく
餌に噛みつく
曖昧世界で...

縄張りに近づき
欲望のままに
餌に嚙みついて
ふと考える
生き惑い
堕ちる青空には
夢と希望が広がる
遭遇したんだ
謎だらけの
曖昧世界に...

運命には君は抗えない
そして夜が明ける
今日も君はとても綺麗で
遠い世界に消えた
人生の長い時間を
振り返り過去を巡る
アリガトウを伝えたい
この服似合うって
そういつもの様に振舞って
その儚き記憶...

嗚呼
残された思いは
腐るほどに嘆かわしい過去
何時ぞ見たこの火の海の光景は
まるで金色の眩さよ
叫ぶ声は
救いを求める傍観者
お前の正義に同感だ
神の御慈悲に懇願するのだ
なんだお前は...

艱難辛苦（かんなんしんく）
おいで下さいました
宴を開き候
さあ遊びて滅びて
集いしオノマトペ
NaNaNaNaNaNaNa
ポリリズムの音で
抑揚さ渦巻いて
さあ狂って可笑しく
苦しさ浄化する...