産まれた性は今
焼けた海原に
住み着く怪物

破壊と暴走した空に
渦巻いていた

差し込む影を
指でなぞり描いて
焦る鼓動を抑えては
息を飲んで
呼吸をする

それもこれも愛になり
待てど何れI(アイ)になり
餌食を載せた円卓に
仄かに温かく
血の気が漂う

華を召しませ
fakeの香り
水をあげましょ
濁す言葉で
あざとく魅せ
これは夢
燃えて影法師

闇の中で鳴る音
自我の殻を破って
宇宙(ソラ)の果てに轟く
目覚める真実と背徳が

黒い濁流の渦が
瞳を灰色に染め
ずっとずっと
終わらないもの
変わらないこと
永遠に黒

群青に敷き盛る
ベロニカは
敬虔(ケイケン)の情に禁じられ
褐色の世界を描いてく

美しき楽園かな
先見を映すその世界は
二度と戻らない
時を願う

枯れ腐敗した理を浄化するI(アイ)
生きる命 飢えに狂い憐れむ空
生き地獄の様に
蠢く

眼を背ける
どっちを見てるの?
華麗な悲鳴と共に
臓器を差し出し
私と死んで
ねぇ

これも愛
綺麗でしょ?

産まれた性は今
焼けた海原に
住み着く
私が殺した
怪物が私で
心の闇なのだから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

アブノーマリティ

閲覧数:27

投稿日:2024/10/06 09:06:20

文字数:482文字

カテゴリ:歌詞

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