この青い空には滴が散らばり
金色の光をうける
その中からあらわれた虹に
目が離せなくなる

銀色の月も色を変え それでも
上をみて走りつづけた

まばゆいばかりの虹
周りはすべて
七色に染められて
きっと花の色を忘れてしまった


足元の結晶にさえ気づかずに
転んで流れた涙は
七色の結晶を 真っ赤に
塗りかえてしまった

真っ直ぐ続く 色を失くした道を
下を見て歩きつづけた

黄色い蝶がひらり
気がつけなくて
流れ星を探せず
きっと願い事も忘れてしまった


振り返るとそこには
虹がかかって
一面の花畑
願いは叶っていた ここがきっと…

ライセンス

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over the rainbow

necessityの続きです。
憧れって強すぎて、今持ってるものにはなかなか気付けない。
虹の向こう側を目指して、走っていくけれど、本当はここがその向こう側で、こんなにも素敵な場所。
今持っている大切なものに早く気付いて・・。

そんな想いで書きました。

閲覧数:87

投稿日:2008/06/14 20:49:45

文字数:286文字

カテゴリ:その他

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