僕らは走る。校舎の中を。
一応放課後なので、あまり残っている生徒はいない。というかここに残っているのは僕らだけなのではないか。
「ていうかさ…」
「何?神威」
僕は初音(と呼んでいいのだろうか)に尋ねた。
「僕は、君をなんて呼べばいいんだ?」
「はぁ?なんで?」
「いや、だって君『ムーンリット・アート』っていう地球を創った神なんだろ?なんて呼べばいいのかわからなくて」
「たしかにわたしは『moonlit art』だけど…ずっと身近に居た人に急に堅苦しくなられるのも嫌だし」
「じゃあ『初音』か『ミク』のどちらで呼んでほしい?」
「『ミク』で」
「了解」
初音…もとい、ミクのあとを僕は走った。
「ていうかミク」
「今度は何!?」
うぉう。ミクさんキレかけてる。
「なんでずっと校内を探すのさ!?」
「なんかグミが言ってたのよ、『箱庭への入り口はこの学校にある』って」
「…君は知らなかったのか」
「いいえ、世界が再構成される度に箱庭への入り口もぽんぽん変わるのよ…」
「それはめんどくさいね」
「えぇ」
そういえば…グミはどうなったんだろう。
ってアレ?
「ねぇミク…ルカは?」
「…あ」
…。
……。
…………。
「忘れてたッ!!」
ということで、ルカと『世界の建造主』を同時に探すことになった僕らだった。
僕と彼女の不思議な校内探検 16【リレー】
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A
小さな うたを歌う それだけで
ここにいる チケットに なるなら
痛みが 道を迷う 理由だと
知ったから ただ今は 見上げてた
B
あかりが、ひかりが、灯すように
いつもの 真夜中を 歩く
S
ただそこにあるだけ そこにあるだけの...そこにあるだけ
かぜよみるいと
ゼロトーキング / はるまきごはんfeat.初音ミク
4/4 BPM133
もう、着いたのね
正面あたりで待ってるわ
ええ、楽しみよ
あなたの声が聞けるなんて
背、伸びてるね
知らないリングがお似合いね
ええ、感情論者の
言葉はすっかり意味ないもんね...ゼロトーキング(Lyrics)
はるまきごはん
こぼれ落ちた涙の数
わたしに似ている
どうしようもないことって
やっぱりあるよね
もういいのよ なんて
つよがり だけども
悲しみを 抱きしめたら
笑っていたい そんな今日を
こぼれ落ちる雨の しずく
わたしに似ている...わたしに似ている
宝木望 Nozomi TAKI
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