星の大河の真ん中に生まれた小さな島
そこが僕たちの居場所
幾千の導きと少しの奇跡に彩られ
つくられたセカイ
目覚めたこの身体は羽も毛皮もないはだか
箱庭の中でも、愛されていること分かったから
だけど君と暮らすにはあまりに味気ないので
何もない世界に種を蒔いた
君が笑うとまたひとつ花が咲いて
僕が歌うとほんの少し雨が降った
大地が潤っていく。
世界が優しく色づく。
青い星のせせらぎに浮かぶ小さな島
そこが僕たちの居場所
温かな光の大きな手のひらに守られ
揺らされるセカイ
何も恐れなくていいことに気づいていても
それでも僕等、言い知れない孤独を抱えていて
はだかの君が濡れて風邪をひくのが可哀想だから
はすの葉の傘をさして歩いた
君が泣きだしたら泉に魚が跳ねて
僕が声を失くすと森に風が吹いた
季節が動いていく。
すべてを包んでゆく。
全部、受け止めていこう
哀しいことも、楽しいことも。
どんなに寂しくても、二人ならきっと大丈夫
君が願えばこの世は命で満たされ
僕が願うとこの世は意思で満ちた
歌が生まれる。
愛が育つ。
そして消える。
廻(まわ)りだす小さな世界の中で紡ぐ
つないでゆく“イノチ”と“ココロ”の詩
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