泡沫になれたら
音も痛みもなく死ねたら
人はきっと『1人で可哀想』って言うのかな
僕は寂しくないのに
僕の存在価値なんて腕の切り傷くらいだ
弱い 弱い 脆い
いつからだっけ?
弱い 弱い 脆い
頑張れって言葉が嫌いで
鏡に映る僕の顔はあの凶悪犯そっくりで
乾いた笑いを零したー
信じても 縋っても
報われない人生を
誰でもいい 誰でもいい
救うか 終わらせるかしてくれ
中途半端な優しさが1番苦しいよ
綺麗事が塞げなかった心を侵してく
僕をもう壊さないでー
部屋で僕を枯らし
酸素と時間を消費して
死を待つだけの木偶の坊になってしまったな
僕は寂しくないよ
あと何回明日が来れば死ぬ事が出来るの
嫌い 嫌い 痛い
何に対して?
嫌い 嫌い 痛い
傷が塞がる度また切って
滲む鮮血に酔って安心している僕は
あのジャンキーそっくりで痩せていたー
叫んでも 願っても
見向きされない希望を
誰でもいい お前でもいい
潰すか 与えるかしてくれ
生ぬるい優しさは誰も救えないよ
死ぬ覚悟なんて出来てるのに手が震える
僕を全部終わらせてー
陽に透けそうなくらい白い肌を
朝日に翳して僕に影を作った
床に滴る『これ』が
血か涙かもう分からなくなっちゃったよ
ーちっぽけな存在価値だったー
足掻いても 眠っても
底なしの自己嫌悪を
どのくらい どれくらい
抱えて 視力を落としてきた?
もう希望が見えなくなってしまった
中途半端な優しさで僕は壊れていく
これは終わらない地獄ー
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