【思い出に変わる君】
「2人が出会えたことは運命(きせき)なのかな」と
君が残した言葉 今もこの胸に響いている
これが最後だと知っていたら
この手を離さず 抱きしめていたかった
傍にいるのが当たり前だった
隣にいて笑い合う日々が大好きだった
君の名前を呼ぶこの声が
今はもう届かないと知って
頬を伝う冷たい雫(なみだ) 手のひらに零れ落ちる
君と共に未来へ歩いていくと誓った
君の笑顔を守りたくて
だけどそれすら許されず
消えていく温もりは 何処へ彷徨い行くの?
行き場のない答えに 迷いを抱え
あの日 置き去りした君の記憶を
手探りで求め続ける
「僕はここにいるよ」
「時には諦めなきゃいけないこともある」
他人(ひと)はそう言うけれど
もう少し 君を感じていたかった
最後にくれた言葉の
運命(きせき)はどうして裏切るのだろうか
傍にあるのは君の残り香
隣にあるのは微笑む君の写真
少しずつ薄れてく温もり
ずっと消えないでと願うのに
時間の流れは止められない 思い出に変わる君
一緒にいることで幸せを感じてた
泣いたり笑ったりを繰り返して
楽しかったと振り返る
変わらない想いは今もここにあるけれど
変わっていく季節には逆らえなくて
優しく吹く風 僕の頬を撫でる
流した涙を拭うように
それはとても冷たくて…
「会いたい」と呟くこの声が
今はもう届かないと知って
会えない自由が 僕の心を締め付ける
君と共に未来へ歩いていくと誓った
君の笑顔を守りたくて
だけどそれすら許されず
消えていく温もりは 何処へ彷徨い行くの?
行き場のない答えに 迷いを抱え
あの日 置き去りした君の記憶を
手探りで求め続ける
「僕はここにいるよ」
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