雨のように落ちて跳ねる
子供みたいに泣く君のこと見つめてる
あの日から変わらない
私はまだ晴れない

降って止んで「どうかな?」って
お気に入りを召して外に出たけど
雨女、似つかわし
傘も差さず濡れて泣きそうだ
苦(く)ってなんでどうかなって
しまいそうな恋をしたときだけ
洗われて凪(な)がされず胸を腫らすの

宿り木に包まれ暮れる
海月達が泳ぐ帰り道振り返る
君の声招かれた
一人分の空間

もっと降ってもっと降って
君の肩に触れられる距離まで
雨女、似つかわし
紅く染まる頬は飴色だ
苦ってなんでどうかなって
しまいそうな恋をしたときほど
表れて流されて胸を晴らすの

宿り木に包まれ
雨のように落ちる
宿り木に包まれ
雨のように跳ねる

キスをしてよ

月影に隠れて
君が傘を離す
光る星空の下

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

哀愛傘

自由にお使いください。使用する際はクレジットの表記と一言お声がけ下さいませ。

宿り木って「キスして」って意味の花言葉があるみたいです。
雨の中、ケンカして仲直りして相合傘をするカップルだったり、亡くなってまだ成仏できない様子だったり、いろんなことを連想して作詞しました。
曲がすごくよくて、最後に街の喧騒ぽいのが聞こえるのがまたグッド!

閲覧数:323

投稿日:2019/08/08 00:26:26

文字数:351文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました