気怠いシャツの腕を捲って
鉄のフレームに映る太陽光
呼ばれてる気がする
防犯ガラスの向こう側は
逃げ場など無い炎天下

日焼け止めを忘れた
褐色のあの子には
白いワンピースが良く似合う
ちぎれそうな肩紐を揺らし
アスファルトの日々に躓く

日傘をさして
踊ってくれ
影を落として
想ってくれ

日傘をさして
踊ってくれ
肩を落として
笑ってくれ

笑ってくれ、夏のピエロを。

ここから空は見えないが
真上に雲は見当たらない
君の影が教えてくれたよ
相談ガールの向う見ずの
弄れた愛のメンタリズム

日陰者と罵られた
湿った指先には
白い化粧の落書きの後
ちぎれそうな音を鳴らし
アスペルガーの日々を歌う

「真夏のピエロ」

日傘をさして
踊ってくれ
影を落として
想ってくれ

日傘をさして
踊ってくれ
肩を落として
笑ってくれ

真夏のピエロを 真夏の、ピエロを。
真夏のピエロは汗をかかない。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

真夏のピエロ

マック食べてたら出来ました

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投稿日:2023/08/19 09:11:18

文字数:401文字

カテゴリ:歌詞

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