人類撲滅キャンペーン
四畳半の部屋に
銀色のエイリアンが
大量発生、窓から



「君がこの星で一番偉い生物ですか?」

と、真面目くさって聞くもんだから
冗談まじりで応えてた
はいそうですよ、イエスイエス

「それじゃこの星を僕らに下さい」



あぁ何言ってんだろ昼下がり
ホコリが舞う畳の上で
にんまり笑った侵略者
頬をつねった

あぁ何やってんだろ馬鹿ばかり
光が散るガラスの傍で
こっそり頷き裏切った
首元のレーザー



人類撲滅キャンペーン
四畳半の部屋の
銀色のエイリアンは
大胆発言、それから



「君はこの星をどうすれば譲ってくれますか?」

と、真面目くさって聞くもんだから
冷や汗まじりで応えてた
こうしましょうか、イエスイエス

「それじゃあ僕を生かして下さい」



あぁ何言ってんだろ昼下がり
ホコリが舞う畳の上で
細い足した侵略者
泣きたくなった

あぁ何やってんだろ馬鹿ばかり
光が散るガラスの傍で
こっそり笑顔で裏切った
背中のマシンガン



押し寄せる後悔
垂れ流す懺悔を
伝えたくて、叫びたくて。
伝えたいのに、叫びたいのに。

「もう、誰もいませんね」


S'
あぁ何言ってんだろ昼下がり
ホコリが舞う畳の上で
白い顔した絶滅種
涙つたった

あぁ何やってんだろ馬鹿ばかり
光が散るガラスの傍で
ひっそり息だけ潜めてた
窓の外エイリアン

誰か助けて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

人類撲滅キャンペーン

人は時として、重大な決断を行わなければならない。


……なんか、こう…さくっと地球を破滅に導いた人間の話…的なノリで。


だがそれが、事前に予告されるとは限らない。

閲覧数:101

投稿日:2012/10/24 18:03:51

文字数:609文字

カテゴリ:歌詞

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