カオスの楽園を飛び越えて
かけがえのない貴方の元へ行く
感情のないこの瞳に
貴方だけが特別に 映る

もし、この声が熱を手に入れられたら

特別な貴方の為に私は・・・


人になれない アンドロイド
死を持つ貴方とはココでサヨナラ
一人取り残された アンドロイド
居ない人の声を探す


命令がなければ何も出来ない
徐々にこの身は 錆びてゆくばかり
私が停止した その時には

貴方と同じ場所へ逝きたい

プログラムの音響の隙間に 芽生えた
意識という名の知識は
命の無い自信の行く末を 無常にも叩き出す

滑車のとれた このカラダでは
上手く貴方の元へは行けないだろう
感情のないこの歌声だけが 無機質に空しく響く


「    」


プログラムの音響の狭間で 目覚めた
意識という名の知識が
輪廻という言葉を縛りつけ
自身の意識を保つ


人になれない アンドロイド
死を持つ貴方とはココでサヨナラ
一人取り残された アンドロイド
居ない人の場所を守り続ける

鈍い音を立て動く このカラダの
錆色に滑車は動かなくなる
この手が最後まで離す事はない
貴方が残したメロディー


もし、もう一度貴方に出会えるならば


私は 今一度 声を上げて奏でよう


人になれない アンドロイド
死に生きた貴方の証と共に
一人取り残された アンドロイド
二度と声を上げる事はない


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

滑車(仮

KAITOというか機カイトの歌~的な。
マスターは人、機械は機会。
願っても夢は現実にかき消されてく的な

閲覧数:124

投稿日:2009/02/14 20:15:02

文字数:589文字

カテゴリ:歌詞

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