どこに向かえばいいのか わからなくて
彷徨う風のように ひたすらに居場所を求めていた
ガラス窓に映った自分
わかっているような顔で
虚栄に胸を張り 弱い目で歩く姿
どこへ歩いているのかもわからずに
ガラス窓に映る私の瞳のなか 自分ひとりきり
ふと涙があふれてきて
その自分さえ かすれていく
強いフリをして
強がるフリすらできてなかった
気がつけば 君にこぼしてた弱音とグチ
君は優しく聴いてくれて
あのときのナミダは嬉しかったから
そっと手を差し伸べてくれた君が
あまりにも 優しすぎたから
次に見た世界は ちょっと変わっていた
ひとりぼっちじゃないと
教えてくれたのは
あなたの瞳の中の 私だったよ
垣間見た居場所は 眠くなるほど暖かくて
とどまっていたくなるの
すぐにまた 歩き出さなきゃいけないのに
ガラス窓に背を向けて 歩き出すの
行き着く先はわからないままだけど
ガラス窓は高層ビルになり。
振り返ってもいいかな。
そこにある踏みしめたあしあと確かめたいから
高層ビルも小さくなって見えないけど
すぐそこに手を振る君がいた気がした
夢なのかな
でもその瞳の中、私の目
強く確かな光宿していた
風は一直線に 空を行く
そこにできる確かなあしあと
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