「つまりはさ、俺にはどうしようもないって事だよ」
ディスはそう言うと、机の上に資料を置いて立ち上がった。
まだ話は終わってないというのに自室に戻るつもりなのか……コイツは。
待て、と隣にいるダッツがディスを引き止める。
「ディス兄に出来なかったら……もう駄目じゃん。
他に出来る人なんている訳ないし」
「……まぁ、そうなるよねぇ。
他に出来そうな人は残念ながら思い当たらないし」
どいつもこいつも使えない奴ばかりだよ、ディスはそう呟き部屋を後にした。
使えないのはお前の方だっての。
「それにしてもさ、シキ兄」
「んだよ」
「REITO、どうなっちまうんだろうな」
「……どうもこうも、直せる人がいないんだから仕方ないよ」
「案外、冷静だなーシキ兄にしては。REITOと一番、近かったのはお前なのに」
……そんな事は俺が一番良く分かってる。
冷静でいられるのは自分でも驚いているくらいだった。
これにはマスターにも驚かれたしな、うん。
「きっと……いや、絶対にREITOは死なせない」
「ふーん、でもさー死ぬって表現は変だな」
「うっさい馬鹿。それくらい分かってるっての」
「うん、やっとシキらしくなったかな」
それだけ言うとダッツは手をひらひらと振りながら部屋を出て行く。
その直後にダッツの「俺のアイスー!」という叫び声が聞えた。
またピノが食ったのだろうか、と暢気に考える。
後ろをくるっと振り返れば目を閉じたREITOが。
……寝てる顔も綺麗だよな、REITOは。
マスターは今頃色んな人の家を回っているのだろうか。
REITOを直す為に必死で走り回って、汗だくになって、さ。
どうせなら俺が壊れたら良かったのに。
そんな考えが頭によぎるがすぐに消し去り、皆がいるであろうリビングへ向かった。
-----シキの一週間-----
(俺が壊れてもマスターは心配してくれるだろうか)
(……必死になって直そうとしてくれるのかな)
殺音シキの一週間@日曜日【亜種小説】
▼亜種様を貸してくださるマスター様募集中。
はい、連載を始めてみました!
え、企画とかリクエスト終わってないって?
大丈夫、ちゃんと進めてます((キリッ
シキの一週間。
REITOが壊れてしまったけどどうなるんだろう、自分でも分からないでs(ry
というのは冗談です(・ω・)w
うーむ、一週間ってタイトルだけど7回で連載は終了できるのかな。
シキの10日間とかにしとけば良かったかな……うん。
絶対これって短くまとめすぎて意味分からなくなっちゃうよね、絶対。
うちの子だけじゃ寂しいので、亜種を貸してくださる方がいたら是非!
小説のストーリー上、キャラ指定は無い方が助かります。
というか7話で終わる予定なので借りれるかも微妙な所ではありますがw
それでは此処まで読んで下さり有難うございました!
コメント3
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ご意見・ご感想
枯葉
ご意見・ご感想
ナズキさん
ありがとうございます!
設定なども、好きにいじって良いのでよろしくお願いします!
2011/09/07 07:59:40
sinne-キョノリ@戻ってくる努力中
ご意見・ご感想
なづっちゃん!私の所の子借りてっちゃってください!
どんな風になってもおk。
ここからが気になる…REITO君…。
2011/09/06 19:08:20
ナヅキ
▼しーちゃん
シリアスな雰囲気だけじゃあれなので、
テンション高い子を借りるかもですw
▼ヴァン師匠
な、泣くなら俺の胸の中に飛び込んでおいd(ry
亜種お貸しして下さるんですか(・ω・)!もう有り難くお借りします!
2011/09/06 20:24:14
枯葉
ご意見・ご感想
ナズキさん、もしよろしければ家の子一人使ってください。
REITOさんどうなっちゃうんでしょうか?先が気になります、、、。
2011/09/06 07:44:17
ナヅキ
▼オルトさん
了解です(´・ω・`)!
攫っちゃいます←
▼枯葉さん
おお、有難うございます^^*
内容によっては何人かお借りしてしまうかもしれませんが……。
2011/09/06 20:20:56