僕は死んでる。
何が?心が。なんで僕は生きてるんだ?そんな質問がぐるぐると頭の中で渦巻いている。
僕は何事にも興味がない。関心がない。ときたら趣味もない。なんてつまらない。
学校はまあ楽しい。嫌いじゃない、でも好きでもない。好きなものってないし。

…生きてる意味のない人間って、僕みたいなことを言うんだと思う。

例えば今、崖から僕ともう一人の誰かが落ちそうで、どちらか一人しか助けられないんだとしたら、どうぞどうぞ、ご遠慮なく助けられてくださいな、と言うだろう。
あ、でも死ぬときに痛いのは嫌だから、崖から落ちるんじゃないのがいいなあ。

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  • 非営利目的に限ります

ボクキミ愛ロニー

無関心無執着人間レンくんと、世界は美しいよ人間リンちゃんのお話。まだまだ続きます。

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投稿日:2011/02/14 07:16:05

文字数:270文字

カテゴリ:小説

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