燃やした思いがあった
あっけなく散って揺らいで行った
でも未だちっちゃい炭のように
燻ってたまに顔を出してくる
逸らしたい現実(いま)があった
面倒臭い 放っとくと下がって不甲斐ない 追いつくためにお勉強しんさい
ああ分かってるって分かってるって
無視はできんから言ってんの
ごめんなさいクラーク先生
今それなりに僕は幸せで
もうどこにも行きたくはないです
目を逸らして 知らないフリをして
君と話す放課後はいつだって
その手を引く勇気が足りない
だからこれは逃避行未満で
誰だって この夏の日々の
終わりからだけは逃げきれなくて
ただ寂しくて
まだ残っているモラトリアム
空を見てるだけ
戻りたい夏があった
狭くて三人きりの教室地べたに座って談笑して
それだけのこと 蝉の声 強い日差し クーラーの匂い
贅沢なほど
ごめんなさいクラーク先生
今それなりに僕は幸せで
「ならこのモヤモヤはなんなの?」
目を逸らして 知らないフリをして
君と話す放課後はいつだって
その手を引く勇気が足りない
だからこれは逃避行未満で
誰だって この夏の日々の
終わりからだけは逃げきれなくて
ただ寂しくて
まだ残っているモラトリアム
空を見てるだけ
君を見てるだけ
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