運命なんて知っていた
短い夏、瞬く間に
羽を鳴らし、声を嗄らし
歌い続ける事と
土から出たこの身が
また土へと還るまでに
君を探す、君に歌う
聴いてくれ

眠るように過ぎてた昨日までの長い時間とは
全てはこの夏の為だった
飛ぶことを許された儚い時間を歌に変えて
羽が千切れるまで掻き鳴らせ

あなたが欲しい
あなたが欲しい
愛とか恋とか知らない
本能が此処で叫んでる

あなたが欲しい
あなたが欲しい
この身をすべて絞り出せ
掻き鳴らす蝉時雨

運命なんて散っていった
短い夏、終わる前に
倒れる友、消えた仲間
夏が終わるその前に
土から出たこの身が
また土へと還るまでに
君に吼える、叫び続ける
聴いてくれ

眠るように過ぎてた昨日までの長い時間とは
全てはこの夏の為だった
一秒ごとすり減る命のすべてを歌に変えて
羽が千切れるまで掻き鳴らせ

あなたが欲しい
あなたが欲しい
愛とか恋とか知らない
本能が此処で叫んでる

あなたが欲しい
あなたが欲しい
喉の渇きすら忘れて
狂い鳴れ蝉時雨

眠るように過ぎてた昨日までの長い時間とは
全てはこの夏の為だった
飛ぶことを許された儚い時間を歌に変えて
羽が千切れるまで掻き鳴らせ

あなたが欲しい
あなたが欲しい
愛とか恋とか知らない
本能が此処で叫んでる

あなたが欲しい
あなたが欲しい
この身をすべて絞り出せ
掻き鳴らす蝉時雨

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【曲募集】「蝉時雨」

暑い夏にかき鳴らすイメージで書きました

閲覧数:66

投稿日:2010/11/16 04:00:25

文字数:591文字

カテゴリ:歌詞

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