錆びた手摺、おんぼろのドア、
たくさんの気持ち飲み込んだトイレ。
形だけの郵便箱は、結局虫が入ってただけだったなあ。
あちこち見渡し、君の痕跡探してるんだ。
定位置のソファーの右端。サムいこと言ったベッド。
君となら幸せになれると思い始めたこの生活は、
もしかしたら、ただわがまま押し付けただけだった?
静寂の中響くのは、君の涙の音だった。
そうそれが答えだね。
耳をつんざくアブラ蝉の声、
僕の心を慰めてるみたいだなあ!
真夏の喧騒。少しは君を癒してくれたかい?
あの雲はさ、人の悲しみ吸い取って大きくなるんだ。
入道雲。綺麗な虹が掛かる。
あの日、ふたりが並んで歩いた道を行く影は今、ひとりぶん。
調子の外れた鼻歌聞こえたような気がして
ふと立ち止まり、振り返る。
そこにいたのは…黒い猫…。
なんだよもう!…なんだよもう。
…こんなもんか!
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ご意見・ご感想
きー
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こんにちは、はじめまして、やっつけパンクロッカーのきーです。
今回は拙作にご応募いただきありがとうございました。
残念ながらこの歌詞は曲のイメージに合わなかったので、他の方の歌詞を採用させていただきました。
この歌詞だと憂歌団みたいなブルースとか野狐禅みたいなフォークの方が合いそうな気がします。
それでは
2012/06/13 09:58:44